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バイデン米政権、中米の麻薬密輸や移民問題への対応策発表へ

  • ハリス副大統領が初の外遊でグアテマラとメキシコ訪問
  • 公約実現へ新たな汚職防止策も打ち出したい考え

バイデン米政権は7日、ハリス副大統領の中米グアテマラ訪問時に移民問題や麻薬密売・密輸への対応策を発表する見込みだ。新たな汚職防止策も打ち出したい考えだという。

  グアテマラとホンジュラス、エルサルバドルの中米3カ国から成る「北部三角地帯」への特使を務めるリカルド・スニガ氏は、ハリス副大統領とグアテマラのジャマティ大統領の7日午前の会談を前にグアテマラ市で会見し、この地帯では汚職が国内総生産(GDP)の大きな部分を占めていると指摘。それが国外移住につながり米国とメキシコに影響を及ぼしていると説明した。

  副大統領の国家安全保障問題担当補佐官を務めるナンシー・マケルダウニー氏は同じ会見で、人々が移住しようとする根本的な原因を突き止める上で、汚職の影響の調査は重要な部分を占めると述べた。

  ハリス氏の外遊は就任後初。最初の訪問地グアテマラ市に6日遅くに到着した。7日にはグアテマラの起業家やコミュニティー指導者とも面会する予定で、夕方にはメキシコを訪れる予定だ。

  米政府高官1人は、バイデン大統領が2020年の大統領選で汚職撲滅を公約に掲げたと指摘。ハリス氏の今回の外遊は公約実現に向け動き始めることが目的だとした。

  北部三角地帯3カ国の首脳のうち、ハリス氏が会談するのはグアテマラ大統領のみだが、政権当局者によると、米国はエルサルバドルとホンジュラスとの協力にも取り組んでいる。

原題:U.S. to Act Against Central American Migrant, Drug Smuggling (1)(抜粋)

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