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米金融当局はテーパリング検討を「意図的に辛抱」する-メスター総裁

クリーブランド連銀のメスター総裁は、米金融当局は資産購入プログラムの縮小を検討する前に「意図的に辛抱強い」姿勢をとり、米労働市場がさらなる進展を遂げたという証拠が増えるのを待つべきだと指摘した。

  メスター総裁は4日、CNBCとのインタビューで、「現時点では極めて意図的に辛抱強くありたい。経済が多大な衝撃を受けたためだ」と述べた。

  この日発表された5月の米雇用統計では、雇用者数の伸びが加速し、失業率も改善した。景気が堅調さを取り戻す中、記録的な水準となっている人手不足が幾分緩和されつつあることが示唆された。

Bank of France Governor Francois Villeroy de Galhau And Federal Reserve Bank of Cleveland President Loretta Mester Interviewed At GIC Conference

クリーブランド連銀のメスター総裁

  メスター氏は「しっかりした雇用統計だとみている」としつつ、「さらなる進展を確認したい」と発言。働き盛り世代の労働参加率が新型コロナウイルス流行前の水準にまだ戻っていないことを挙げた。

  インフレに関しては過度に懸念していないとし、賃金上昇が全体的な物価上昇につながっている状況はみられないと説明した。

  メスター総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で議決権を有していない。

U.S. economy added 559,000 jobs in May, narrowing the pre-pandemic gap
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原題:
Fed to Be ‘Deliberately Patient’ on Asset Taper, Mester Says(抜粋)

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