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きょうの国内市況(6月4日):株式、債券、為替市場

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●TOPIX小幅続伸、景気底入れの期待で自動車や海運に買い先行

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  東京株式相場はTOPIXが小幅に続伸した。米経済指標の改善を受けて自動車、海運、鉄鋼などに景気底入れを期待する買いが入った。半面、今晩の米雇用統計の公表を控えて様子見姿勢も根強い上、米国の長期金利上昇やハイテク株安を受けてサービス、情報・通信、不動産などの下落が上値を抑えた。

  • TOPIXの終値は前日比0.49ポイント(0.03%)高の1959.19
  • 日経平均株価は116円59銭(0.4%)安の2万8941円52銭

岡三証券の松本史雄チーフストラテジスト

  • テーパリング議論が出るなか、成長株には下押しプレッシャーがあり、より景気敏感な銘柄や割安な銘柄に資金がシフトしている
  • トヨタ自動車は、半導体不足の影響もなく、第1四半期決算は前年同期の反動で良いことが見込まれ安心感がある大型割安株の代表で選好されている
  • 代表的な高バリュエーション銘柄は上値が重く高値が抜けず見切りがきており、ファーストリテイリングなどは安値を試す動きもある
  • 半面、出遅れていたシチズン時計などは、米国でワクチン接種が進み外出ができるようになり、タブレットやノートパソコンは買わないが身を飾るものへ消費が向かっているため上昇している
上昇率上位パルプ・紙、海運、石油・石炭製品、鉄鋼、繊維製品、輸送用機器
下落率上位サービス、情報・通信、電気・ガス、不動産、その他金融

●債券は下落、米長期金利上昇で売り優勢-来週の30年債入札も重し 

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  債券相場は下落。前日の米国市場で長期金利が上昇したことを受けて売りが優勢だった。来週の30年債入札を前にした売りも重しになったとの見方が出ていた。

  • 新発30年債利回りは0.69%、新発40年債利回りは0.725%といずれも前日比0.5ベーシスポイント(bp)上昇
  • 新発10年債利回りは0.5bp高い0.085%
  • 長期国債先物6月物の終値は6銭安の151円43銭。米長期金利上昇を受けて売りが先行し、151円41銭まで下落。引けにかけて下げ幅をやや縮めた

三井住友DSアセットマネジメントの深代潤上席参与

  • 米長期金利上昇に加え、30年債入札前の調整もあって超長期債が売られた
  • 30年債入札は買いたい投資家がいるし、米国のようにテーパリング(資産購入の縮小)に対する懸念もないため、ある程度しっかり札が入るだろう
  • 10年債は0.1%手前、30年債は0.7%近辺で買いも売りも出ない動意薄の展開が続こう

●ドル・円は110円台前半、米雇用統計期待で2カ月ぶり高値圏

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=110円台前半で推移した。2カ月ぶりの高水準で国内輸出企業などの売りが見られた一方、米雇用統計の発表を控えて様子見姿勢が強く、強めの数字への期待を支えに高値圏でもみ合った。

  • ドル・円は午後3時48分現在、前日比0.1%安の110円21銭。朝方に110円33銭と4月6日以来の高値を付けた後、110円14銭まで軟化する場面も
  • ブルームバーグ・ドルスポット指数は0.1%高、前日は0.7%上昇と約3週間ぶりの大幅高

三井住友信託銀行ニューヨークマーケットビジネスユニットの丸山智裕調査役

  • ADP雇用統計の上振れで雇用統計も上振れる可能性があり、期待が高まっている状態
  • 雇用統計前に111円をさらに超えていくのはなかなか難しいが、米金利がさらに上がってくるようだと、ドル・円も弾みがつきやすいだろう
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