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米ISM非製造業景況指数は過去最高-急速な活動改善を反映

更新日時

米供給管理協会(ISM)が発表した5月の非製造業総合景況指数は、1997年の統計開始以降で最高となった。経済全般で企業活動が急速に改善していることが示された。

キーポイント
  • ISM非製造業総合景況指数は64
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は63.2
    • 前月は62.7
  • 指数は50が活動の拡大と縮小の境目を示す
Gauge of U.S. services activity strengthens, while price pressures keep building

  人々の活動水準が高まり、新型コロナウイルス関連の制限が緩和される中、航空や宿泊業、外食など多くのサービスに需要が戻っていることを、5月の指数は浮き彫りにした。消費者の繰り延べ需要や堅調な企業投資が今後数カ月に景気回復へのかなりの力となる見込みだが、課題も残されている。

  ISM非製造業景況調査委員会のアンソニー・ニエベス委員長は「事業再開や生産能力の拡大を背景に、活動拡大のペースは非常に力強い」と発表資料で指摘。「ただ、能力の制約や原材料不足、天候要因による遅延、物流そして人材の面でいくらか課題が残っている」と述べた。

  5月は全18業種で活動が拡大。小売りや卸売り、建設、娯楽・レクリエーションなどのセクターの伸びが目立った。

  5月の細目では仕入れ価格指数が過去2番目の高水準となった。受注残の指数は過去最高だった。

Share of U.S. factories and services reporting larger order backlogs hit records

  雇用の指数は55.3。前月(58.8)からは低下したが、堅調さを保った。業況は66.2と、過去最高近くに上昇した。輸出受注は2018年以来の高水準で、海外需要の改善を示唆した。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:U.S. Services Gauge Climbs to Record, Showcasing Faster Recovery(抜粋)、May ISM Services PMI Rises to 64.0; Est. 63.2(抜粋)

(統計の詳細を追加して更新します)
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