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トルコのインフレが予想外に減速、利下げ圧力高まる-リラ再び下落

トルコの消費者物価指数(CPI)は8カ月ぶりに減速した。利下げを開始するよう圧力を強めるエルドアン大統領に対し、中央銀行総裁が抵抗し続けることは難しくなりそうだ。

  5月のCPI上昇率は前年同月比16.6%となり、4月の17.1%から低下した。ブルームバーグが調査したアナリスト25人の予想中央値は17.3%だった。中銀はインフレ率が7-9月(第3四半期)の終わりから大きく減速し、年末には12.2%まで低下すると予想している。

  エコノミストらは今回の予想外のインフレ低下について、新型コロナウイルス感染者数の急増で、トルコ政府が厳格なロックダウン(都市封鎖)を先月導入した結果である可能性が高いと指摘した。

  エルドアン大統領は最近、利下げをあらためて要求。2日にリラはドルに対して一時約3%下落し、1ドル=8.8リラを割り込んでいた。

  リラは新興国通貨のうち年初来で最も下落している。3日も対ドルで1%安となった。

The lira's slide kept Turkey's inflation in double digits since late 2019

原題:
Turkish Inflation Slows Unexpectedly, Raising Rate Cut Pressure(抜粋)

*TURKISH LIRA DEPRECIATES 1% VS DOLLAR

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