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米ISM製造業景況指数、5月は拡大ペース加速-新規受注が堅調

更新日時

米供給管理協会(ISM)が発表した5月の製造業総合景況指数は前月比で上昇した。受注が堅調に伸びた。

キーポイント
  • ISM製造業総合景況指数は61.2
    • 前月は60.7
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は61
    • 同指数は50が活動の拡大と縮小の境目を示す

  新規受注は67に上昇し、約17年ぶり高水準をわずかに下回ったにすぎない。入荷遅延の指数は78.8と、1974年4月以来の高水準。製造業者が原材料不足や出荷の遅れ、熟練労働者の確保困難といった問題を引き続き抱えていることが示唆された。

Manufacturing improved in May as new factory orders picked up

  生産指数は4ポイント低下して58.5と、ほぼ1年ぶりの水準に減速した。

  ISM製造業調査委員会のティモシー・フィオレ会長は、「調査対象の企業とそのサプライチェーンは人材確保や労働者保持の困難を背景に、強い需要への対応が引き続き難しい状況だ」と発表文で指摘。「製造業の回復はまず最初に需要の問題に対応するという局面から、今ではバリューチェーン全般の労働力の問題を克服することに移ってきた」と述べた。

  雇用指数は6カ月ぶり低水準の50.9。前月は55.1だった。フィオレ会長は記者団との電話会議で、政府の失業保険延長給付が失効すれば、労働市場は「需要と供給のバランスがもっと取れてくる」と指摘した。

  5月は18業種中、16業種が活動拡大を報告。家具やプラスチックのメーカーなどが好調だった。

  仕入れ価格指数は88に低下。前月(89.6)は2008年半ば以来の高水準だった。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:Gain in U.S. Factory Gauge Belies Labor, Supply Constraints(抜粋)

(統計の詳細を追加し、更新します)
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