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暗号資産に「重大な懸念」、アイルランド中銀幹部ローランド氏

  • 「非常に投機的で、規制されてない投資対象だ」と指摘
  • ローランド氏は7月にESMA投資運用常設委員長に就任する

アイルランド中央銀行幹部のダービル・ローランド氏はビットコインなど暗号資産(仮想通貨)の人気が上昇している状況について、「重大な懸念」だと発言した。

  金融行動監督部門を統括するローランド氏はインタビューで、「暗号資産は非常に投機的で、規制されてない投資対象だ」とした上で、人々は「こうした資産に投資した全てを失う恐れがあることをしっかりと認識」すべきだと語った。  

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ダービル・ローランド氏

  中銀当局者の間では仮想通貨への投資に警鐘を鳴らす発言が相次いでいる。イングランド銀行(英中銀)のベイリー総裁は先月、仮想通貨に「内在する価値はない」とし、全ての資金を失う用意があるのなら買えばいいと述べた。

ベイリー英中銀総裁、仮想通貨投資に警告-「内在する価値はない」

  日本銀行の黒田東彦総裁も先週、ビットコインに代表される仮想通貨について「足元では価格の変動が非常に大きくなっている」と指摘した。

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  ローランド氏は規制分野で強い発言力がある。同氏は7月に、ファンド業界の規制準備を支援する欧州証券市場監督機構(ESMA)投資運用常設委員会の委員長に就任する。

原題:
Crypto Assets a Great Concern, Says Central Bank Enforcer(抜粋)

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