コンテンツにスキップする
Subscriber Only

トルコGDP、1-3月は7%増-物価と通貨安定が政策の犠牲に

  • G20では中国に次ぐ高成長-政府主導の与信支援が消費を支えた
  • 「為替レートの錯覚」がトルコの経済成長データにあるとの指摘

トルコ経済の1-3月期は主要20カ国・地域(G20)で中国に次ぐ高成長となった。政府が昨年主導した与信支援策が堅調な消費を支えたが、物価と通貨の安定が損なわれた。

  1-3月の国内総生産(GDP)は前年同期比7%増加。ブルームバーグ調査の予想中央値は6.3%増だった。前期比では1.7%増えた。

  イスタンブールのテラ・ヤティリムでチーフエコノミストを務めるエンバー・エルカン氏は「為替レートの錯覚」がトルコの経済成長データにあると述べた。

  同氏はドルベースでの国民1人当たりのGDPは2013年以降40%近く減少し、昨年は7700ドル(約85万円)程度だと指摘。成長は主に政府支出と融資支援策が支えた消費によってけん引され、最近のトルコ経済モデルは持続可能ではないとの見方を示した。高成長は「リラと物価安定を犠牲にもたらされている」とも語った。

Turkey's industrial output has been rising on an annual basis since June

原題:Turkey’s Economy Outperformed Most Peers But at a Cost(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE