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緊急事態宣言を再延長、6月20日まで-菅首相「予断許さぬ状況」

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政府は28日、東京や大阪など9都道府県に発令している新型コロナウイルスによる緊急事態宣言を6月20日まで再延長することを決めた。

  菅義偉首相は対策本部で、全国の新規感染者数は減少に転じているが「依然として予断を許さない状況にある」と語った。飲食店での酒類やカラオケの提供停止などの対策を引き続き徹底させる方針も示した。午後8時から記者会見する。 

  4都府県を対象に大型連休前の4月25日に出された今回の宣言は変異株の流行もあり、地域を拡大して2カ月近く続く事態となった。東京五輪の開幕が7月23日に迫っており、長期化は開催の障害になりかねない。

  加藤勝信官房長官は記者会見で、東京五輪について「国際オリンピック委員会(IOC)が7月からスタートすると決めている」として、感染抑制に努める考えを示した。感染者数の水準を抑えるため、ワクチン接種の加速化も強調した。  

Views of Shinjuku As Japan to Extend Virus Emergency Until a Month Before Olympics

東京などの緊急事態宣言が延長される

  東京都では28日、新たに614人(前日684人)の感染が確認された。小池百合子知事は流行の主体が変異株に置き換わって新規感染者数の減少に時間がかかっている上に、人出も増加しており「感染の再拡大が危惧される」と述べた。

  東京都は百貨店や映画館などに対して独自の休業要請を行っているが、延長後は営業時間短縮に切り替えるなど緩和する方向で調整に入ったとTBSが報じた。

東京都のコロナ感染状況

新規感染者数

出所:東京都

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(対策本部の開催を受けて更新しました)
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