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EU外相が対ベラルーシ制裁案を協議、後ろ盾のロシアにも矛先

  • ロシアの支援なければルカシェンコ氏に未来ないのは明らか-独外相
  • EU制裁、ベラルーシの経済構造と決済を標的-カリやガス輸送も

ベラルーシが民間の旅客機を強制着陸させて反体制派ジャーナリストを拘束した事件を受け、欧州連合(EU)加盟国の外相は同国の後ろ盾となっているロシアに非難の矛先を向けるようになった。EUは同国に対する制裁強化に動いている。

  EUはリスボンで外相会合を開催し、ベラルーシに制裁を科す方法を協議した。新たな制裁は、同国の主要な輸出品である肥料成分のカリを標的にする可能性がある。天然ガス輸送も対象に含まれ得ると、ドイツのマース外相は述べた。EU首脳は今週、金融業界を含むベラルーシ経済全体を対象とする包括的な制裁案を打ち出すよう閣僚らに指示していた。

  EU外相らの焦点は事件直後の衝撃から、ベラルーシとロシアの関係へと移った。

  27日に会合会場に到着したマース外相は、「ロシアの存在とその支援がなければ、ベラルーシでルカシェンコ氏に何の未来もないことは誰もが知っている」と記者団に指摘。「だからこそロシアとの交渉継続が重要だが、同時にベラルーシに対する明確なメッセージを制裁で打ち出す」と語った。

  マース氏によると、EUは「小規模な制裁措置」で満足することはなく、確実に有意な効果を及ぼすためにベラルーシの「経済構造と決済の流れ」を標的にする。ルクセンブルクのアッセルボルン外相は、部門別の制裁は次回のEU外相会合が予定される6月21日までに導入されるだろうと述べた。

原題:
EU Takes Russia to Task Over Belarus as Sanctions Talk Heats Up(抜粋)

Germany’s Maas Says Belarus Sanctions Could Include Gas Transit(抜粋)

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