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英中銀ブリハ氏、早期の利上げもあり得る-労働市場の動向が鍵

  • 労働市場の回復順調なら来年の早い時期の利上げも可能に
  • ポンド相場が発言に反応、一時0.5%高の1.4183ドルに上昇

イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会(MPC)のブリハ委員は27日の講演で、新型コロナウイルス禍に伴う一時帰休労働者向け支援策が終了した後の労働市場の回復が順調ならば、来年の早い時期の利上げも可能になるだろうとの見方を示した。発言を受けてポンドは上昇した。

  そのようなシナリオは急速な景気回復が条件になるとし、この回復局面では失業率が低下する一方で賃金上昇圧力が弱い可能性があるとの見方を示した。一時帰休支援策が終了した後の労働市場の動向が引き続き、「大きな不確実要素だ」と述べた。

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  「数百万人の労働者が対象となっている。そのわずかな部分でも今年中に失業することになれば、失業率を押し上げかねず、それはマクロ経済的に重要な意味を持つ」と説明した。

  例えばコロナウイルスの新たな変異株の出現によって回復が遅れれば、マイナス金利が必要になるかもしれないとも述べた。

  しかし投資家は早期利上げの可能性の方に反応し、ポンドは一時0.5%高の1.4183ドルを付けた。

  ブリハ氏の中心シナリオは、2022年に入ってかなりたってからの利上げを想定している。政策金利は現在、過去最低の0.1%。同氏は8月末で任期満了を迎え、退任する予定。

原題:
BOE’s Vlieghe Sees Possible Path to Early Rate Hike; Pound Jumps(抜粋)

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