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Photographer: Qilai Shen/Bloomberg
Cojp

中国が仮想通貨マイニング抑制強化、石炭需要急増で-炭鉱事故も

  • 習主席が打ち出した野心的な環境目標の達成を危うくする恐れ
  • 一部の石炭会社が正式認可なく休業中の炭鉱で掘削を再開

中国が仮想通貨マイニング(採掘)の抑制措置を強化しているのは、電力を大量に消費する採掘が違法な炭鉱掘削を増やし、習近平国家主席が打ち出した野心的な環境目標の達成を危うくする恐れがあることが一因だと関係者が明らかにした。

  この問題に関する政府会合に参加した関係者が非公開情報だとして匿名を条件に話したところによると、中国の一部地域での石炭需要拡大の主因の1つが仮想通貨サーバーの電力消費急増だと当局は結論付け、マイニングを抑える措置を講じることを決めたと語った。

  関係者によれば、石炭需要の増加に対応するため一部の石炭会社が正式な認可を得ずに休業中の炭鉱で掘削を再開。安全対策が十分でなく、死者の出る炭鉱事故が今年急増しているという。

  中国の国家エネルギー局と国家発展改革委員会(発改委)は、コメント要請にすぐには応じなかった。

  新疆ウイグル自治区で先月起きた作業員21人が炭鉱に閉じ込められた事故に関する政府の暫定調査で、仮想通貨サーバーの電力需要急増を受けて正式な許可なく採炭が再開されていたことが分かったと関係者は述べた。

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原題:China’s Crypto Mining Crackdown Followed Deadly Coal Accidents(抜粋)

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