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米消費者信頼感、今年初の低下-雇用や所得見通しへの楽観後退

民間調査機関のコンファレンスボードが発表した5月の米消費者信頼感指数は、前月からわずかに低下した。低下は今年に入って初めて。将来の仕事や所得見通しに対する消費者の楽観度合いが弱まった。

キーポイント
  • 消費者信頼感指数は117.2に小幅低下
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は118.8
    • 前月は117.5(速報値121.7)に下方修正
  • 期待指数は99.1に低下-3カ月ぶりの低水準
  • 現況指数は144.3に上昇-新型コロナウイルス感染がパンデミック(世界的大流行)となった後の最高水準
Measure of consumer expectations hits three-month low

消費者信頼感指数(白)と期待指数(青)

出所:コンファレンスボード

  5月の消費者信頼感指数は低下したものの、なおパンデミック後で最も高い水準近辺。ただ、経済が新型コロナの感染が拡大する前の強さを取り戻しつつある中、今後は物価上昇と失業の高止まりが消費者心理の一段の改善を抑える可能性がある。

  コンファレンスボードの景気指数担当シニアディレクター、リン・フランコ氏は発表文で、4-6月(第2四半期)の「経済成長が引き続き堅調となることを現況指数の上昇が示唆している」と指摘。「一方で消費者の短期的な楽観は後退した。向こう数カ月に景気が減速し、労働市場は軟化するとの予想が背景にある」と分析した。

  今後1年のインフレ見通しはわずかに上昇。向こう半年間に車を購入する予定の回答比率は低下した。住宅と大型家電についても同様の結果だった。

  • 統計表

原題:U.S. Consumer Confidence Falls as Job, Income Prospects Ebb(抜粋)

(統計の詳細やコンファレンスボードの分析を追加して更新します)
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