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ドイツのインフレ率、一時的に4%まで上昇の可能性-連銀月報

  • 今後数カ月のインフレ率は緩やかな上昇軌道をたどる公算が大きい
  • 第3四半期に力強く成長、早ければ第4四半期に危機前の水準回復へ

ドイツ連邦銀行(中央銀行)は、同国のインフレ率が今年4%まで上昇する可能性があるとみている。20年以上前のユーロ導入以来見られなかった水準になる。

  連銀は21日公表した月報で、「今後数カ月のインフレ率は緩やかな上昇軌道をたどる公算が大きい」とし、一連の一時要因が年末にかけて物価上昇圧力を強める「結果、インフレ率は一時的に4%に達する可能性がある」と説明した。

インフレはECBがかつて利上げした水準、しかし状況一変-チャート

  新型コロナウイルス対策の制限措置緩和に伴う需要増大に、広範な原材料不足とサプライチェーンの混乱が重なり、インフレ率は現在、世界的に上昇基調にある。ドイツでは昨年の付加価値税引き下げの巻き戻しと物価統計の対象とする品目とサービスの変更で、インフレ圧力が余計に増している。

  連銀はまた、新型コロナワクチン接種の迅速な拡大により今後数カ月に制限措置を大きく緩和することが可能だと月報で指摘。経済が「第3四半期に力強く成長し、早ければ第4四半期にコロナ危機前の水準を回復できる」との見通しを示した。

原題:
Bundesbank Sees Temporary German Inflation Surge Toward 4%(抜粋)

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