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香港ハンセン指数の史上最大の改革、第1弾を21日発表

  • 3月に発表した改革、5回の四半期見直しを通じて実施へ
  • 22年半ばまでに80銘柄に増加へ、JDヘルスや李寧など採用か

香港の主要株価指数であるハンセン指数の広範囲な改革が21日始まる。金融株の比重が大きい同指数の構成銘柄などを多様化する最初のステップとなる。

  ハンセン指数を算出する恒生指数有限公司(HSI)は3月に過去最大級の改革を発表しており、それを踏まえて21日に初めて四半期ごとの見直し結果を公表する。この改革には2022年半ばまでに指数構成銘柄の数を現在の55から80に増やすほか、ウエートが低いセクターを追加し、香港の大企業の影響を減らすことなどが含まれ、5回の四半期見直しを通じて実施していく見通し。

  香港株式市場では19年に時価総額でテクノロジー株が金融株を上回り、HSIはハンセン指数における金融株の比重を落として市場実勢をより良く反映させることを目指している。友邦保険(AIAグループ)とテンセント・ホールディングス(騰訊)は現在、同指数のウエートがいずれも約10%と最上位にある。

  アナリストによると、ハンセン指数の新規採用銘柄の第1弾は消費関連やヘルスケア関連といった現時点で比重が比較的小さい業種から選定される見通しという。

Rebalanced

Some sectors such as healthcare are under-represented in the Hang Seng index

Source: Hang Seng Indexes Co., Bloomberg

Note: Percentage of overall sector market cap in the Hang Seng index, projected by Hang Seng Indexes Co.

  ブルームバーグの集計データによると、ハンセン指数に連動した運用成果を目指す上場投資信託(ETF)の運用資産合計は約160億ドル(約1兆7400億円)。21日に発表される変更は6月7日の市場取引開始時から有効となる。

  CCBインターナショナル・セキュリティーズの戦略責任者、趙文利氏によると、市場のボラティリティー抑制のため、22年半ばまで四半期ごとに5銘柄ずつ追加される見通し。同社やCGSーCIMBなどのアナリストによると、採用される可能性が高いのはドラッグストア運営のJDヘルス・インターナショナルやアパレル小売りの李寧などだという。

原題:
Hang Seng Index Takes First Steps in Biggest-Ever Overhaul(抜粋)

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