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日本株は小幅反発、電機や精密に買い戻し-東エレクやアドテスト上昇

更新日時

東京株式相場は小幅に反発。決算発表が一巡し材料が乏しい中、電機や精密が買い戻されたほか、サービス、その他金融、繊維製品などが上昇した。東京エレクトロンやアドバンテストなどの成長の見込める半導体関連の一角や米ボーイングの737MAX納入再開により東レなどが買われた。

  • TOPIXの終値は前日比0.68ポイント(0.04%)高の1895.92
  • 日経平均株価は53円80銭(0.2%)高の2万8098円25銭
TOPIXの推移

市場関係者の見方

東洋証券の大塚竜太ストラテジスト

  • 決算発表が終わり手掛かり材料がない中、投機的な先物売買が市場を動かしており、個別で動かせそうな材料がでればそれに便乗しており、日本株指数は落ち着きがなく方向感がない
  • FOMC議事要旨公表で短期の投資家が騒いで売買しているが、雇用環境を見ていればすぐにテーパリングできる状況ではなく、金融政策そのもののウエイトが少しずつ下がり財政政策に軸足が移り始めているおり大騒ぎする必要はない
  • コロナからの回復にも至っておらず、金利はまだ上昇するレベルにはなく、最近買われていた医薬品、海運、空運、鉄道などが利益確定で売られ、売られていたハイテクなどグロース株などが買い直されている

りそなアセットマネジメントの下出衛チーフストラテジスト

  • 基本は調整局面、日本独自のコロナ感染拡大と海外のインフレが懸念され、FOMC議事要旨ではテーパリングについての言及があり市場が織り込みにいっている
  • 経済指標が世界的にかつてほどの改善は見込めなくなりピークアウト感が出ており、21日公表の米国マークイット購買担当者景気指数(PMI)に注目している
  • 半導体株が頭打ちしており、再度、高値を抜けないと上値を追うのは難しい

東証33業種

上昇率上位繊維製品、その他金融、金属製品、ゴム製品、電機、不動産
下落率上位鉄鋼、鉱業、空運、非鉄金属、保険、石油・石炭

背景

  • FOMC議事要旨:今後のテーパリング協議開始に一部が言及
  • 米国株はS&P500とダウ平均が続落、ナスダック100は小幅高
  • ニューヨーク原油先物は3.3%安の1バレル=63.36ドル
  • きょうのドル・円相場は1ドル=109円15銭近辺で推移、前日の日本株終値時点は108円95銭
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