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Photographer: Bloomberg/Bloomberg
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日本株反落、インフレ警戒と経済正常化の遅れを嫌気-機械や電機安い

更新日時

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東京株式相場は反落。米国で住宅着工が材料高で抑制されていることが示唆され、インフレによる悪影響を警戒する動きが続くなか、日本経済の正常化への出遅れが嫌気された。機械や電機、自動車、化学などを中心に下落した。

  • TOPIXの終値は前日比12.50ポイント(0.7%)安の1895.24
  • 日経平均株価は362円39銭(1.3%)安の2万8044円45銭―朝方に一時563円安
TOPIXの推移

市場関係者の見方

SMBC信託銀行の佐溝将司シニアマーケットアナリスト

  • 日本株はまだ不安定な状態で、米国よりはリスクオフ気味の動きが続いている
  • コロナ感染状況やワクチン接種の進捗を含めて、経済が正常化に向かう国に比べて日本は制約が強まっており景況感の違いがある
  • 日銀の買い入れルールが変わってから、どこまで下げれば買うのかわからない状況が続き、不安定な動きにつながっている

しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用部長

  • 確固たる相場観があるわけではなく、日替わりで海外のニュースや動きをみて、先物で動いている印象
  • グロースからバリューの入れ替えがぶつかり合って買いがいったん休み。強烈な悪材料がありリスクオフということではない
  • きのうの国内総生産(GDP)にも表れたように日本経済の回復が出遅れていることが日本株にとって一番の悪材料となっている

東証33業種

下落率上位パルプ・紙、機械、ガラス・土石、鉱業、石油・石炭、繊維製品
上昇率上位精密機器、空運、ゴム製品、その他製品、保険

背景

  • アジア時間の米S&P500種Eミニ先物は一時0.4%安-台湾加権指数は0.1%安
  • イエレン米財務長官、財界に法人増税への支持訴え-利益拡大と主張
  • 米住宅着工件数、4月は予想より減少-サプライチェーンひっ迫示唆
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