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米国株が続落、インフレ警戒で終盤に売り-ドルは下落

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18日の米株式相場は続落。経済再開が進んでいる一方、商品価格の高騰を背景にしたインフレ圧力への警戒から、特に取引終盤にかけて売りが膨らんだ。

  • 米国株は続落、エネルギー銘柄中心に売り
  • 米国債はほぼ変わらず、10年債利回り1.64%
  • ドル指数4カ月ぶり低水準、インフレは一過性と米金融当局者
  • NY原油は反落、イラン核合意交渉が「進展」との報道で
  • NY金、伸び悩む-ドルと米国債利回りが下げ縮小

  アマゾン・ドット・コムやマイクロソフト、アルファベットなど大型ハイテク株が上げを失い、米国の3主要株価指数は下落。S&P500種株価指数の11セクターのうち9セクターが下落。原油安を背景に特にエネルギー株が下げた。前日にメディア事業のスピンオフを発表したAT&TはS&P500種の構成銘柄の中で最も下げた。一方、利益見通しを引き上げたウォルマートは6週間ぶりの大幅高。

  S&P500種は前日比0.9%安の4127.83で終了。ダウ工業株30種平均は267.13ドル(0.8%)安の34060.66ドル。ナスダック総合指数は0.6%下落。ニューヨーク時間午後5時現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.64%。

  CIBCプライベート・ウェルス・マネジメントのデービッド・ドナベディアン最高投資責任者(CIO)は「市場はかなり異例な経済環境や長い間見られなかった複数の要因を織り込もうとしている」と指摘。「市場にとって新たな状況であることから、ここ数週間は動揺している。個人的な見解だが、収益が力強くなるとの確信があるため、株式市場はこの状況を非常にうまく吸収している」と述べた。

Stocks have been volatile after hitting a record earlier this month

  外国為替市場ではドルが下落。米金融政策当局者が最近の物価圧力について、一過性のものだとの見解を示したため、ドル指数は4カ月ぶりの水準に低下した。一方、経済見通しと新型コロナウイルスのワクチン接種への楽観から、ポンドとユーロは上昇した。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%低下。ドルは円に対して0.3%安の1ドル=108円90銭。ユーロは対ドルで0.6%高の1ユーロ=1.2222ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は反落。イラン核合意の再建を目指す交渉で「重大な進展」があったとするロシア高官の発言をBBCが報道し、原油供給が増加するとの見通しが広がった。ウリヤノフ在ウィーン国際機関常駐代表はその直後、未解決の問題が残るとツイート。19日に重大発表があるかもしれないとの先の見解を軌道修正した。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物6月限は、前日比78セント(1.2%)安い1バレル=65.49ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント7月限は、75セント下げて68.71ドル。

  ニューヨーク金相場は続伸。投資家は想定より早い緩和縮小開始のヒントを読み取ろうと、19日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨に注目している。

  ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、40セント(0.1%未満)上昇し1868.00ドルで終了した。

原題:Stocks Fall for Second Day on Inflation Worries: Markets Wrap(抜粋)

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(第4段落にコメントを加え、更新します)
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