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ヘッジファンドがパンデミック投資縮小-巣ごもりや在宅銘柄を売り

  • コーチューとホエール・ロックはペロトンやズーム株など売却
  • テクノロジー株全体へのエクスポージャーはそれぞれ8%と5%減

新型コロナウイルス感染拡大防止のためのロックダウン(都市封鎖)から世界が脱し始めたのに伴い、一部のヘッジファンドはパンデミック(世界的大流行)下で在宅勤務が追い風となったテクノロジー企業への投資を減らしている。

  コーチュー・マネジメントはフィットネス機器メーカーのペロトン・インタラクティブ保有株の大半を含め、いわゆる巣ごもり銘柄を売却。サイバーセキュリティー関連ソフトウエアのクラウドストライク・ホールディングスも減らしたほか、リモート会議用アプリのズーム・ビデオ・コミュニケーションズは半減させた。ブルームバーグがまとめたデータによると、コーチューのテクノロジー株へのエクスポージャーは全体では約8%減少した。

  ホエール・ロック・キャピタル・マネジメントはズーム株を全て売却し、ペロトンとクラウドストライクの保有株を減らした。ブルームバーグのデータによれば、ハイテク株全体へのエクスポージャーは約5%縮小。マーベリック・キャピタルの同エクスポージャーは17%近く小さくなった。

  これらの届け出からは、今年1-3月(第1四半期)に主要ヘッジファンドを含む投資家がどう動いたかを垣間見ることができる。経済活動が徐々に再開され人々がオフィス勤務に戻る新型コロナ後の回復に、こうした投資家が目を向けている状況も分かる。

  低金利が一因で他の景気循環セクターに後れを取っている金融業界については、D1キャピタルJPモルガン・チェース株を手放した。バイキング・グローバル・インベスターズもJPモルガン株の保有を減らしたが、一方でバンク・オブ・アメリカ(BofA)のポジションを新たに構築。スタンレー・ドラッケンミラー氏のデュケーヌ・ファミリーオフィスはシティグループのポジションを開始した。

ドラッケンミラー氏、シティ株を新規取得-ディズニーは全株売却

原題:
Coatue, Whale Rock Among Hedge Funds Trimming Pandemic Plays(抜粋)

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