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クラリダFRB副議長、テーパリング協議を始める時期ではない

米連邦準備制度理事会(FRB)のクラリダ副議長は市場予想より弱かった4月の雇用統計について、米金融当局が大規模な債券購入を縮小する目安に米経済がまだ達していないことを示しているとの考えを示した。

  クラリダ副議長は17日、アトランタ連銀がバーチャル形式で開いた会議で講演後、質疑に応答。債券購入縮小の開始時期に関するガイダンスに言及し、「4月の雇用統計を踏まえると、一段と顕著な進展は遂げていない」と回答した。「年末に向けて」政策当局者はデータを検証するとし、「こうした購入ペースの減速を見込む前に、必ず事前に通知する」と述べた。

Big Beat

Monthly gains in overall and core CPI were roughly double the highest estimates

Source: Bureau of Labor Statistics, Bloomberg survey of economists

Clarida

クラリダFRB副議長

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  景気回復は勢いを増し、今年の国内総生産(GDP)成長率は6%か7%になる可能性があるとクラリダ氏は指摘。一方で、労働市場は新型コロナウイルス禍が残した深い穴に陥ったままだとし、物価が上昇しても経済再開に伴う需給の不均衡が要因であり、一時的なものになるとの見方を示した。

  「特にサービスセクターで労働市場の需給を均衡化する方法には、数年かかる可能性があり、労働者が仕事に戻るのに伴い一定の物価上昇圧力が生じるかもしれない」と述べた。その証拠が4月の雇用統計だと指摘し、「このデータの変化に敏感になり、注意を払う必要がある」と続けた。

原題:
Fed’s Clarida Says Not Yet Time to Start Taper Talk(抜粋)

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