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JPモルガン、全米でオフィス勤務再開-同業他社に圧力強まる

  • 17日に全米でオフィス勤務再開-オハイオ、テキサス、アリゾナなど
  • 7月上旬には全従業員を交代制などでオフィスに戻す計画

JPモルガン・チェースにとっては新型コロナウイルス禍後のニューノーマル(新たな常態)に向けた次の一歩だが、米国の金融業界にとっては先例になる。

  米銀最大手のJPモルガンは17日、全米でオフィス勤務を再開した。オハイオ州、テキサス州、アリゾナ州のオフィスはニューヨーク本社と異なり、新型コロナ流行を受けて少なくとも部分的に閉鎖されていた。同行は7月上旬には全従業員を交代制などでオフィスに戻す計画だ。

  新型コロナ対策としての行動制限を緩和し、オフィスや事業の再開日を数週先に設定した州や連邦当局が最近増えている。こうした圧力が雇用主にかかる中、JPモルガンの動きは恐らく主要な金融機関に注目されるだろう。他社はJPモルガンの進展具合を見て自社の計画を調整するかもしれない。  

  現時点で、JPモルガンはバンク・オブ・アメリカ(BofA)シティグループウェルズ・ファーゴを加えた米4大商業銀行の中で先頭を切っている。例えばBofAは9月初旬のレーバーデーまでオフィス勤務を部分的にとどめる方針を4月半ばに示している。一方、投資銀行のゴールドマン・サックス・グループは6月中旬までに米従業員をオフィスに戻す計画だ。

  JPモルガンは新型コロナ危機を通じて不可欠な要員のためにオフィスを開いていたが、人数に制限を設けた上で5月17日に全米でのオフィス勤務を再開すると先月発表していた。

原題:
JPMorgan Reopens Offices Across U.S. as Pressure Grows on Rivals(抜粋)

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