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バイデン氏、イスラエル首相に「重大懸念」-ガザ空爆標的に報道機関

  • パレスチナ自治政府のアッバス議長とも大統領就任後初めて会談
  • ハマスなどに対するイスラエルの自衛の権利はあらためて認めた

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バイデン米大統領はイスラエルが空爆でパレスチナ自治区ガザにある報道機関が入ったビルを標的としたことを受け、緊張緩和に向けた取り組みを強め、子供を含む民間人を守るよう促した。

  ホワイトハウスの15日の声明によると、バイデン氏はイスラエルのネタニヤフ首相に対し、イスラム組織ハマスが実効支配するガザで続く暴力に「重大な懸念」を表明。一方で「ハマスやガザの他のテロリスト集団」に対するイスラエルの自衛の権利をあらためて認めた。

  バイデン氏は大統領就任後初めてパレスチナ自治政府のアッバス議長とも話し、イスラエルとパレスチナの紛争解決に向けて「交渉による解決への強いコミットメントを強調」した。ハマスがイスラエルへのロケット攻撃をやめる必要性も強く訴えたという。

  同日のガザ空爆では、米AP通信など複数の報道機関が入っている12階建てのビルが標的となったほか、住宅用マンションも破壊された。

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複数の報道機関が入っていたジャラ・タワーがイスラエルの空爆で破壊された(5月15日)

写真家:Mahmud Hams / AFP / Getty Images

  アッバス議長はバイデン大統領に対し、イスラエルの空爆を止めるため介入するよう促したほか、欧州連合(EU)とロシア、米国、国連の代表から成る中東和平カルテットと作業する準備がパレスチナ側にはあると述べた。

  ネタニヤフ首相はバイデン氏との電話会談に関する声明の中で、イスラエルは「無関係な人を傷つけないようできることは全て行っている」と表明した。

原題:
Biden Laments Recent Civilian Deaths to Israel’s Netanyahu (2)(抜粋)

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