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Photographer: Gabby Jones/Bloomberg
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ディズニー株下落、1-3月動画配信サービス加入者が予想下回る

更新日時
  • ディズニープラス、加入者1人当たりの月間平均売上高29%減
  • テーマパーク部門赤字に-従来型のテレビ事業は増益

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ウォルト・ディズニーの株価は13日の時間外取引で一時5.3%下落した。同日発表した1-3月(第2四半期)決算で、動画配信サービス「ディズニー+(プラス)」の新規加入がウォール街の予想を下回った。創業から約1世紀のディズニーによる事業転換の主要エンジンが失速しているとの懸念が強まった。

  ディズニープラスの1-3月期末時点の加入者数は1億360万人と、ブルームバーグ・コンセンサスで示されたアナリスト予想平均の1億1030万人に届かなかった。加入者1人当たりの月間平均売上高は29%減少し3.99ドル。インドで比較的安価なサービスを投入したのが響いた。

  2019年11月のサービス開始以来、ディズニープラスは過去1年半に爆発的な成長を遂げ、ネットフリックスの強敵に急浮上。新型コロナウイルス禍で低迷するディズニーの他事業とは対照的な伸びを見せていた。

  しかし、ここ数カ月は新番組が乏しく、新規会員の獲得が期待ほど伸びていなかった。また、ディズニーも他の動画配信サービスと同様、コロナ禍で番組制作が遅れた。

ネットフリックス株急落、1-3月新規会員数が予想大幅に下回る (2)

  ボブ・チャペク最高経営責任者(CEO)はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで「われわれが設定した見通しを達成した。最初の2四半期で3000万人追加した。われわれは結果に満足している」とコメント。24年末までに世界の加入者数を2億6000万人に増やすという「昨年12月に示したガイダンスに向かう素晴らしい道のりが築かれたと思う」と語った。

Minus for Disney+

Disney+ subscribers fell short of Wall Street estimates last quarter

Sources: Company reports, Bloomberg

  同社はまた、大リーグとスペインのプロサッカーリーグ、ラ・リーガとの新たな契約も発表した。

  発表資料によると、1-3月期1株利益は一部項目を除いたベースで79セントに増加し、アナリスト予想平均の32セントを上回った。売上高は156億ドル(約1兆7000億円)に減少し、市場予想の159億ドルを下回った。

  従来型のテレビ事業の利益は前年同期比15%増の28億5000万ドル。広告料が減少したものの、アフィリエイト料金引き上げと番組制作費削減が業績を支えた。

  ディズニーのテーマパーク部門は4億600万ドルの赤字。パリ以外の地域のテーマパークは現在営業を再開しており、好況期に収益性の高い同部門の業績の行方を投資家は注視しそうだ。

  映画制作部門は3億1200万ドルの黒字だった。

原題:Disney Slides After Streaming Subscriptions Come Up Short (2)(抜粋)

(CEOの見解や大リーグとの契約を追加して更新します)
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