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英中銀、各国にデジタル通貨受け入れ呼び掛け-民間が統制握るリスク

イングランド銀行(英中銀)のカンリフ副総裁は、各国政府はデジタル通貨を受け入れるべきだと述べ、そうでなければ民間企業が人々の使う通貨の統制権を握る恐れがあると指摘した。

  ステーブルコインなどの決済方法が急速に消費者から支持を得たのは、電子商取引によって通貨の交換にテクノロジーを取り入れる需要が高まっているからだと、カンリフ氏は説明した。

イングランド銀、デジタル通貨の可能性模索-財務省と作業部会発足

  イングランド銀は英財務省とともに、中央銀行デジタル通貨(CBDC)創設の可能性を検討しており、中国やスウェーデンに後れて通貨の将来に向けた大きな一歩を踏み出した。カンリフ氏はデジタル通貨を進めるかどうかは最終的に政府の決断だとしながらも、決済システムを民間セクターに明け渡すリスクがあると警告した。

  同氏は13日の講演でデジタル通貨について、「まず最も重要なのは、一般に使用される公的な通貨がないことが金融の安定性に与え得る影響だ」と述べ、「決済手段として、また価値の貯蔵方法として、通貨の信頼を確立することが金融安定の根幹だ」と述べた。

Bank Of England Governor Mark Carney Presents The Financial Stability Report

カンリフ副総裁

Photographer:Chris Ratcliffe/Bloomberg

原題:BOE to Governments: Embrace Digital Money or Risk Losing Control(抜粋)

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