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FRB首脳陣、インフレ加速も一時的との自信揺るがず-6つの根拠

ウォール街にインフレ警戒が広がる中にあっても、もっと落ち着いた物価見通しを巡るパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長をはじめとする米金融当局者の自信は揺らいでいない。

  クラリダFRB副議長は12日、今年に入ってからの物価上昇ペースの加速について、「基調的インフレへの影響は一時的なものにとどまる」との見通しを示し、前月比で2009年以来の大幅上昇となった4月の消費者物価指数(CPI)統計も深刻視しない姿勢を示した。

  11日にはブレイナードFRB理事が、金融当局は「一時的なインフレ加速に辛抱強く臨むべきだ」と話しており、いずれの発言もパウエル議長のかねての見解に沿う内容だった。

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  前FRB調査統計局長で、現在はピーターソン国際経済研究所のシニアフェローを務めるデービッド・ウィルコックス氏は、「インフレ見通しに現実的な自信を抱き、状況の変化があれば方向転換する用意をしておくという、基本的な戦略はまさに正しい」と指摘した。

  FRB首脳陣が物価圧力の高まりを一時的なものと考える根拠には次の6つがある。

6つの根拠
  • インフレ期待の安定
  • 労働市場に残るスラック(たるみ)
  • 基調的なインフレ指標の動向
  • 技術進歩などの影響
  • 企業の価格設定力の弱さ
  • 新型コロナウイルス禍に伴う前年比較でのベース効果

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原題:Fed Leaders Are Confident Inflation Is Transitory. Here’s Why (抜粋)

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