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【新型コロナ】インドで猛威の変異株、44カ国で見つかる-WHO

更新日時
  • シノバックのワクチン、実臨床で高い効果-インドネシア保健相
  • 台湾、新型コロナ警戒レベル引き上げる可能性-台湾紙

インドでは新型コロナウイルスによる死者が4205人増え、1日当たりの最多を更新した。世界保健機関(WHO)によると、インドで感染急増をもたらしている変異株はこれまでに44カ国で見つかっている。ただ、ケンブリッジ大学経営大学院と英国立経済社会研究所(NIESR)が開発した集計システムは、インドの新規感染者数がピークに達したことを示している

  中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)が開発した新型コロナウイルスワクチンが、インドネシアの医療従事者の感染予防や入院回避に大きな効果を示していることが分かった。シノバック製ワクチンの効果は欧米製品にかなり劣っていることが臨床試験で示されていたが、今回の結果は同社製ワクチンに依存する途上国にとって勇気付けられる兆しとなった。

シノバックのコロナワクチン、実臨床で高い効果-インドネシア保健相

Seniors Start Receiving Covid-19 Vaccinations

シノバック製ワクチンの接種を受ける人(ジャカルタ、3月3日)

  シンガポールではチャンギ国際空港で発生したクラスターに関係する感染者が増えた。英国のイングランドでは1日当たりのコロナ死者がゼロとなった。

英イングランドが新型コロナ死者数ゼロを記録、昨年3月以来初めて

  台湾は12日中に新型コロナの警戒レベルをさらに引き上げる可能性がある。台湾紙の自由時報が報じた。衛生当局は前日、4週間にわたって予防措置を強化し、屋内での集会を100人以下、屋外イベントを500人以下に制限すると発表していた。

台湾株、調整入り近づく-コロナ対応制限措置強化とハイテク売り懸念

  ベトナムの首都ハノイは公共の場での10人を超える集会を禁止し、不要不急の会合やイベントを一時停止するよう求めた。

  世界経済フォーラム(WEF)はシンガポールでコロナ感染者が急増し、制限措置が導入される中でも同国で8月に年次総会を予定通り開催する計画だ。開催期間は8月17-20日の予定。

  ブラジル保健当局は英アストラゼネカ製ワクチンの妊婦への接種を停止するよう勧告した。当局はリオデジャネイロ在住の女性がワクチン接種後に死亡が伝えられた事例を調査している。

  米疾病対策センター(CDC)はジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製ワクチンの接種後に希少な血栓が生じた症例が今月4日時点で23件特定されたと発表した。同ワクチンの接種は840万回余り行われており、恩恵は潜在的リスクを上回ると指摘した。

  ホワイトハウスは新たなワクチン接種促進策を発表。ワクチン接種に向かう人はウーバー・テクノロジーズとリフトを無料で利用できるとした。

  米ジョンズ・ホプキンズ大学とブルームバーグの集計データによると、世界の新型コロナ感染者数は1億5930万人を上回り、死者数は331万人を超えた。ブルームバーグのワクチントラッカーによれば、世界のワクチン接種は計13億4000万回を上回った。

原題:Variant From India Is in 44 Nations; Sinovac Study: Virus UpdateUber, Lyft Offer Free Rides; No Deaths in England: Virus Update、*INDIA REPORTS RECORD 4,205 SINGLE-DAY CORONAVIRUS DEATHS(抜粋)

(インドやシノバックの情報などを追加して更新します)
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