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スコットランドの独立巡る論戦始まる-SNP党首が英国務相に反論

  • SNPに投票した全員が独立の最優先望んでいるわけでないと国務相
  • 住民投票巡るSNPの立場は有権者に明確だったとスタージョン党首

先週の英地方議会・首長選挙で英国の分断が浮き彫りになった後、スコットランドの将来を巡り論戦が始まった。

  スコットランドでは英国からの独立を掲げるスコットランド民族党(SNP)と緑の党が過半数議席を獲得。独立の是非を問う2回目の住民投票実施を目指すSNPのスタージョン党首と、投票を拒否しているジョンソン首相との対立は長く険しいものになる可能性がある。

  ジョンソン政権のゴーブ英内閣府担当相(国務相)は9日、スコットランド行政府が住民投票を法制化した場合、英政府として投票を阻止するかどうかとの質問に対し、英国は新型コロナウイルス禍からの回復に集中すべきだと述べ、直接の回答を避けた。また、SNPに投票した有権者全員が独立を最優先させることを望んでいるわけではないとスカイニューズとのインタビューで指摘した。

  同相のコメントを受け、スコットランド行政府首相を務めるスタージョン氏はBBCに、自分の第一の責務はスコットランドがコロナ禍を乗り切れるよう導くことだが、住民投票に関するSNPの立場は有権者に明確に伝わっていたと反論。英政府が住民の望みを無視するなら「理不尽」であり、法廷闘争にならないことを望むと語った。

原題:
U.K. Polls Spark Scottish Debate, Hurt Johnson’s Opposition (2)(抜粋)

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