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Photographer: ipopba/iStockphoto via Getty Images
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米株の強気相場続く-JPモルガンは再びリフレトレード勧める

  • 4月の米雇用統計を受け、ハイテク株や景気循環銘柄が上昇
  • JPモルガンは資金を商品や株式の購入に充てるよう投資家に助言

米経済は金融当局が刺激策を縮小するほど強くはないため、巣ごもり需要関連のハイテク株が上昇するだろう。景気回復の取り組みがインフレを押し上げる可能性があるということは、銀行・航空銘柄が恩恵を受けることを意味する。

  これは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で相場が急落してから約1年2カ月たった2021年5月現在、負け知らずの米国株を支える論理だ。JPモルガン・チェースのストラテジストによれば、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長とバイデン米大統領が回復のかじ取りをしている限り、今は株式を疑う時ではない。

  この見方を確認したい人は、市場予想を大きく下回った4月の米雇用統計に対する7日の相場の反応を思い出すだけでよい。バイデン大統領が雇用統計の数字が大型経済対策の必要性を裏付けていると述べた後、7日の米株式市場で小型株は上昇した。

  ナスダック100指数も値上がり。投資家は雇用統計の結果について、米金融当局が近いうちに刺激策を縮小することはなく、低金利を維持する見通しであり、それによってハイテク株の高いバリュエーション継続が支えられると受け止めた。

Stocks have rallied alongside the Fed's expanding asset holdings

  S&P500種株価指数を構成する全セクターが上昇し、ハイテクの他、エネルギーや工業など景気循環株の上げが目立った。ラッセル1000バリュー指数とグロース指数は共に0.8%高。

  マルコ・コラノビッチ氏率いるJPモルガンのストラテジストは、再びリフレトレードを勧めている。同氏は顧客に対し、景気循環・バリュー資産への傾斜を強めるよう推奨。この数日前には、多くの資産運用者がデフレ対応戦略からギアを切り替える必要があり、さもなければ「インフレ・ショック」を受ける恐れがあると警告していた。同氏は投資家に対し、現金やクレジットの保有を縮小し、資金を商品や株式の購入に充てるよう助言している。

S&P 500 earnings jump as a record number of companies beat estimates

原題:
Stock Bull Run Rolls On With JPMorgan Doubling Down on Reflation(抜粋)

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