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英スコットランド議会選、独立派が勝利-住民投票実施求め攻勢へ

更新日時
  • SNPは64議席を獲得、緑の党と合わせて過半数を確保した
  • ジョンソン英首相は独立の賛否を問う住民投票の実施を認めない方針

英国で6日に投票が行われた地方議会・首長選挙のうち、北部スコットランドの議会選(定数129)は8日までの開票の結果、英国からの独立を掲げるスコットランド民族党(SNP)が最多の64議席を獲得し、独立派の緑の党と合わせて過半数の議席を確保した。

  スコットランド独立の賛否を問う2回目の住民投票実施に向け、独立派が有権者の信任を得られるかが焦点となった選挙で、SNPは単独過半数に1票届かなかったが、やはり独立を目指す緑の党が議席を6から8に増やした。

   ジョンソン英首相は8日付の英紙テレグラフとのインタビューで、SNPがスコットランド議会で過半数を確保したとしても、住民投票実施の要求を認めない意向をあらためて示した。今回の選挙結果を受け、SNPのスタージョン党首が首相を務めるスコットランド行政府と、英政府との対立がエスカレートする恐れがある。

  スタージョン氏は8日の勝利演説で、「ボリス・ジョンソン氏であれ誰であれ、われわれスコットランド住民が未来を選ぶ権利の妨害を正当化する民主的な理由は全く存在しない」と発言。有権者からの負託をてこに住民投票実施に同意するよう英政府への圧力を強める構えだ。

  住民投票法案の内容は既に公表されており、ジョンソン首相がスコットランド議会での法制化を阻止しようとすれば、最高裁の判断を仰がざるを得ないだろうとスタージョン氏は主張している。

Holyrood Election Count and Declarations Take Place In Glasgow

SNPのスタージョン党首(左)

原題:Scottish Nationalists Win Vote to Set Up Independence Clash (2)(抜粋)

(スタージョン党首の勝利演説などを追加して更新します)
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