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ジャクソンホールのタカ派サプライズへの賭け膨らむ-オプション市場

  • 2024年9月までに7回の利上げを想定するオプション取引が活発化
  • ユーロドルオプション市場で3番目に大きいポジションに

米連邦準備制度が市場の想定よりも速いペースで利上げをすると見込む賭けが今週、オプション市場で大きく積み上がった。当局者はタカ派の観測を押し戻そうとしているが、投資家はジャクソンホール会合(カンザスシティー連銀主催の年次シンポジウム)でのサプライズを予想しているようだ。

  毎年8月に行われるシンポジウムは過去に、当局が金融政策の変更を示唆する場となってきた。このサプライズに賭けるポジションは想定元本400億ドル(約4兆3600億円)相当に上り、ユーロドルオプション市場で3番目の大きさになっている。

  3カ月物ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)を参照するユーロドル先物は現在、2024年9月までに5回弱の0.25ポイント利上げを織り込んでいる。しかし、ジャクソンホール会合の翌月に期限となるオプションは、それよりさらに2回多い利上げを想定する。

Position may gain $10 million for every basis point above 2% target

  米国を拠点とするトレーダーらによると、市場で現在見込まれている24年9月のLIBORフィックス値は1.5%前後だが、これが同時期までに2%以上になると利益の出るプットオプションの買いが先週増えた。今週になってさらに約25万枚が買われ、それまでに買われた15万枚余りに加わり合わせて約40万枚となった。

  今週は連邦準備制度の当局者が債券購入縮小の議論開始の観測を否定したにもかかわらず、ポジションは膨らみ続けた。

原題:
Wager on a Hawkish Fed Surprise at Jackson Hole is Now Huge (1)(抜粋)

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