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【米国市況】ダウ平均が連日で最高値、雇用統計控え-ドル下落

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6日の米株式相場は上昇。米経済が力強さを増しつつあることを示す各指標を好感、インフレ懸念が後退する格好となった。投資家は7日発表の米雇用統計を待っている。

  • 米国株は主要指数そろって上昇、ダウ平均最高値
  • 米国債ほぼ変わらず、10年債利回り1.57%
  • ドル下落、対円は109円前半-カナダ・ドル上昇
  • NY原油は続落、世界の需要回復まだら模様で
  • NY金は続伸、ドル安背景に約10週間ぶり高値

  S&P500種株価指数はこの日の高値付近で終了。ダウ工業株30種平均は連日で最高値を更新した。ボラティリティーが非常に高い展開となる中、テクノロジー株などが大きく上昇した。一方、ニューヨーク市場で取引される中国株は一時下げ幅を拡大。バイデン政権は一部中国企業への米国の投資を制限する措置を維持する可能性が高いとブルームバーグ・ニュースは伝えた。

  S&P500種は前日比0.8%高の4201.62。ダウ平均は318.19ドル(0.9%)高の34548.53ドル。ナスダック総合指数は0.4%上昇。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りはほぼ変わらずの1.57%。

  先週の米新規失業保険申請件数は減少し、新型コロナウイルス感染がパンデミック(世界的大流行)となって以降の最少を新たに記録した。1-3月(第1四半期)の米労働生産性指数(速報値)は前期から持ち直した。米雇用統計は約100万人の雇用増が予想されている。

  Eトレード・ファイナンシャルの投資戦略担当マネジングディレクター、マイク・ローウェンガート氏は、「失業保険申請件数がパンデミック入り後の最少となり、あす示される雇用情勢の全体像に対する期待が高まる」と指摘。「この日の数字は完全な景気回復に一歩近づいたことを新たに示している。雇用面の勢いがかなり強まる中、米金融当局の行動にこれがどう影響するのかに注目が集まる」と述べた。

Dow Transports' ride to fresh high has gauge trading 25% above long-term average

  外国為替市場では、ドルが主要10通貨の大半に対して下落。ドル指数は1週間ぶり安値を付けた。一方、カナダ・ドルは2017年以来の高値。金や銀など金属価格の上昇に支えられ、商品指数が15年以来の高値を更新したことが背景。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.5%低下。ドルは対円で0.1%安の1ドル=109円09銭。ユーロは対ドルで0.5%高の1ユーロ=1.2065ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は続落。石油の主要消費国であるインドが新型コロナウイルスで危機的状況にあり、米国でも需要回復ペースが鈍化しつつあることなどが意識された。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物6月限は92セント(1.4%)安の1バレル=64.71ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント7月限は87セント安の68.09ドル。

  ニューヨーク金相場は続伸し、約10週間ぶりの高値となった。この日はドルが一段安となり、米国債利回りは一時の上昇分を消した。

  金スポット価格はニューヨーク時間午後3時18分現在、前日比1.5%高の1オンス=1813.81ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は1.8%高の1815.70ドルで終了。

原題:Dow Average Hits Record Before Friday’s Jobs Data: Markets Wrap(抜粋)

Dollar Declines to One-Week Low; Commodity FX Jumps: Inside G-10(抜粋)

Oil Slips With Uneven Global Demand Rebound Tempering Rally(抜粋)

Gold, Silver Jump to 10-Week Highs as Dollar and Yield Gains Ebb(抜粋)

(相場を更新し、コメントを追加します)
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