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EU、コロナワクチン特許適用除外の米提案を議論する用意

更新日時
  • 効果的かつ現実的な方法で危機に対処する提案を議論する姿勢
  • フォンデアライエン委員長がフィレンツェのバーチャル会議で表明

欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会のフォンデアライエン委員長は6日、新型コロナウイルスワクチンの知的財産権の適用除外に関する米国の提案を議論する用意があると述べた。

  同委員長はイタリアのフィレンツェで行われたバーチャル形式の会議で、「EUは効果的かつ現実的な方法でこの危機に対処するいかなる提案についても議論する用意がある」と表明。「コロナワクチンの知的財産の適用除外を巡る米国の提案がどのようにこの目標の達成に寄与するのか議論する準備ができている」と述べた。

  フォンデアライエン委員長は短期的には全てのワクチン製造国が輸出を認め、サプライチェーンを妨げる措置を避けるべきだとも述べた。

  コロナワクチンの知財適用除外はワクチン接種の世界的な取り組みには朗報となりそうだが、ワクチンによる利益への期待で株価が押し上げられていた製薬各社にとってはそうではない。

  6日の米国プレマーケット取引では、ファイザーとビオンテック、ノババックス、キュアバックが下落。中国でビオンテック製ワクチンを販売する権利を持つ上海復星医薬(集団)は同日の香港市場を14%安で終えた。

Chinese drugmakers plunge as U.S. backs vaccine IP waiver
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原題:EU Ready to Discuss U.S. Plan to Waive Vaccine Patent ProtectionVaccine Makers’ Shares Fall as U.S. Backs Patent Waiver (2)(抜粋)

(4段落目以降に製薬各社の株価動向を追加して更新します)
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