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ウッド氏のアーク、旗艦ファンドから資金流出-在宅関連銘柄の下落で

  • 「ARKK」は5日に7営業日続落、約2年半で最長の連続安
  • 5日連続で計7.7億ドルが流出-4月は19年10月以来の月間純流出

キャシー・ウッド氏が率いるアーク・インベストメント・マネジメントの代表的な上場投資信託(ETF)は、高バリュエーションのハイテク銘柄への売りで打撃を受けている。

   「アーク・イノベーションETF(ARKK)」は5日に7営業日続落となり、約2年半で最長の連続安を記録した。同ETFは2020年、テスラや在宅関連銘柄への先見性ある投資で約150%の上昇を遂げたが、このところは暗い数字が目立ちつつある。年初来では10%を超える下げとなっており、投資家はさらなる下落への備えを強めている。ARKKのプットオプション(売る権利)の出来高は4日、過去6週間で最大の19万枚に達し、同ファンド史上4番目の規模に膨らんだ。

  ズーム・ビデオ・コミュニケーションズなど同ファンドの上位保有銘柄の多くは、割高なハイテク銘柄から資金を引き揚げるローテーションの動きで売られている。これら銘柄は以前は高い利益成長が期待されていたが、最近はインフレ懸念を背景に割高なバリューエーションの正当化が難しくなっている。

  FBBキャピタル・パートナーズの調査ディレクター、マイク・ベイリー氏は「投資家は先週、巨大ハイテク企業は利益が急増しているだけでなく、バリュエーションも妥当であることを強く再認識した」と指摘。「5大ハイテク企業の株価が相対的に魅力的であることが、ARKK組み入れ銘柄のような高成長株を一段と割高に見せているのかもしれない」と述べた。

ARKK faces five-day streak of outflows

  ブルームバーグの集計データによると、ARKKは5日連続で計7億7000万ドル(約840億円)前後の資金流出に直面。4月は19年10月以降で月間ベースでは初の資金純流出となっていた。アーク・インベストメント・マネジメントにコメントを求めたが、今のところ返答は得られていない。

原題:
Cathie Wood’s Ark Battered by Selloff in Stay-at-Home Darlings(抜粋)

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