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ブラジル中銀、政策金利3.5%に引き上げ-次回の追加利上げも示唆

更新日時
  • エコノミスト調査では全員が0.75ポイントの利上げを予想
  • 中銀は6月会合でも同程度の追加利上げを決める見通しを示した

ブラジル中央銀行は5日、政策金利を0.75ポイント引き上げ、3.5%とすることを決定した。6月会合でも同程度の追加利上げを決める見通しを示した。中銀は物価上昇率を目標まで戻すことを目指している。

  2会合連続の大幅利上げとなる今回の決定は全会一致で、3月の前回会合で示されたガイダンスに沿った利上げ幅となった。ブルームバーグがエコノミスト39人を対象に実施した調査では、全員が0.75ポイントの利上げを見込んでいた。

  中銀政策委員会は声明で、「次回会合については、金融刺激の度合いで同程度の追加調整を伴う部分的な正常化プロセスの継続を予想している」と説明。「ただ、この計画へのコミットメントはないことと、物価目標の確実な達成に向けて金融政策の今後の措置が調整され得ることを強調する」とした。

  6月の会合でも0.75ポイントの利上げが行われた場合、政策金利は4.25%となり、今回の引き締め局面での利上げ幅は計2.25ポイントに達することになる。

  今年に入り4月半ばまでの消費者物価指数(CPI)は6.17%上昇。エコノミストの間では5月には8%に近づくとの見方が多い。中銀は今年の目標を3.75%(許容幅は上下1.5ポイント)に設定している。

Rising global energy prices are pushing transportation costs up in Brazil

  声明によると、基調的なインフレ動向を示すさまざまな指標は既に、目標達成に沿ったレンジの上限にある。商品価格の上昇は続いており、エネルギー価格の上振れが短期的な物価上昇圧力になっていることが状況を複雑にしている。

  バンク・オブ・アメリカ(BofA)のブラジル担当チーフエコノミスト、デービッド・ベッカー氏は「中銀は方針変更の余地を残しつつ、0.75ポイントずつの利上げで政策金利を5%にする計画を示唆している」と指摘した。

原題:Brazil Raises Key Rate by 75 Basis Points, Sees a Repeat in JuneBrazil Pledges Another ‘Sharp’ Rate Hike to Hit Inflation Target(抜粋)

(3段落目以降に中銀政策委の声明内容などを追加して更新します)
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