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米シカゴ連銀総裁「テーパリングの議論、決して急いでいない」

  • 持続可能な2%インフレ率達成は多くの人々が考えるより困難だろう
  • 「失業率が低くなり過ぎることを懸念していない」とエバンス総裁

米シカゴ連銀のエバンス総裁は5日、債券購入プログラムのテーパリング(段階的縮小)開始時期を巡る米金融当局内部の議論に言及し、「そのような対話が行われる時期について私には確かに十分な目算がない」と語った。

  エバンス総裁はバーチャル形式での講演後に記者団に対し、「そのような議論を行うことを私は決して急いでいない」と発言。持続可能な2%のインフレ率達成は、多くの人々が考えるより困難との認識を示した。

  労働力不足が生じつつあるとの報告を巡っては、「この点で『過熱』という言葉があまり有用とは思わない。失業率が低くなり過ぎることを懸念していない」と述べた。

  さらに「米経済が力強さを増すと確信を強める多くの理由が存在する」としながら、「新型コロナウイルスの感染再拡大のリスクがある。変異株が海外で勢いを増す可能性があり、そうしたリスクを十分排除できる状況と判断していない」との見解を明らかにした。

原題:
Fed’s Evans Says He’s Not in a Hurry to Talk About Tapering(抜粋)

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