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米ISM非製造業景況指数、予想外に低下も過去2番目の高水準

更新日時

米供給管理協会(ISM)が発表した4月の非製造業総合景況指数は、1997年の統計開始以降で2番目の高水準となった。業況と新規受注の指数がいずれも前月に記録した過去最高水準からわずかに低下した。

キーポイント
  • ISM非製造業総合景況指数は62.7
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は64.1
    • 前月は統計史上最高の63.7
  • 指数は50が活動の拡大と縮小の境目を示す
Largest part of U.S. economy expands at robust pace, while inflation percolates

  4月の数字は市場予想を下回ったが、新型コロナウイルス禍による打撃を最も大きく受けたセクターの急速な持ち直し継続を示唆。ワクチン接種が進み、旅行などの制限措置が緩和される中、米サービス業企業は需要拡大に対応して人員を増やしている。

  ISM非製造業景況調査委員会のアンソニー・ニエベス委員長は「活動拡大のペースはまだ強い」とし、「回答企業のコメントは繰り延べ需要の継続を示唆している」と発表資料で指摘。「生産能力の制約や原材料不足、天候、ロジスティクスや人事面での問題は引き続き納入に影響を及ぼしており、在庫減少につながった」と述べた。

  4月は17業種で活動が拡大。娯楽・レクリエーション、卸売り、建設などのセクターで伸びた。

  雇用指数は58.8に上昇し、2018年9月以来の高水準となった。一方、業況の指数は前月の過去最高水準から低下。新規受注も前月の過去最高から低下し63.2。

  仕入れ価格指数は3カ月連続で上昇して76.8と、08年7月以来の高水準。

  在庫景況感は過去最低に低下し、在庫水準が低過ぎるとみている企業が増えていることが示唆された。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:Services in U.S. Expand at Second-Strongest Pace on Record (2)(抜粋)

(統計の詳細を追加し、更新します)
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