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【米国市況】S&P500種が反落、ハイテク中心に売り-ドルは全面高

4日の米株式市場ではS&P500種株価指数やナスダック指数が下落。大手テクノロジー銘柄の一角が売られ、相場全体を押し下げた。

  • 米国株はS&P500とナスダックが下落-ダウ平均は小幅続伸
  • 米国債は小幅高、10年債利回り1.58%
  • ドル全面高、イエレン米財務長官発言で-対円は109円前半
  • NY原油は7週ぶり高値、需要回復への楽観膨らむ
  • NY金は反落、イエレン氏の金利発言やドル高で

  アップルやテスラ、アマゾン・ドット・コムといった大型株を中心に売られ、ナスダック100指数は下落。一方、素材や金融、資本財銘柄が持ち直したことから、S&P500種株価指数は下げ幅を縮小した。 

  S&P500種は前日比0.7%安の4164.66。ナスダック総合指数は1.9%下落の13633.50。一方、ダウ工業株30種平均は19.80ドル(0.1%)高の34133.03ドル。

  シティー・インデックスのシニア金融市場アナリスト、フィオナ・シンコッタ氏は「ここまで目覚ましく上昇してきたが、勢いが尽きてしまった」と指摘。「企業決算は心強い内容だが、株価指標を押し上げるには至っていない。グロース株からシクリカル銘柄に資金をシフトさせる動きが強まるだろう」と述べた。

  米国債市場ではニューヨーク時間午後4時26分現在、10年債利回りが2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.58%。

Nasdaq indexes both suffer worst day since March

  外国為替市場ではドルが主要10通貨に対して全面高。ドル指数は2週間ぶりの高値を付けた。イエレン米財務長官は、政府の支出拡大に伴う景気過熱を防ぐため、金利の小幅な上昇が必要になる可能性があると述べた。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数はニューヨーク時間午後4時27分現在、0.3%上昇。ドルは対円で0.2%高の1ドル=109円28銭。一時は0.4%上昇する場面もあった。ユーロは対ドルで0.4%安の1ユーロ=1.2017ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は続伸し、3月半ば以来の高値。米欧でのさらなる経済再開ワクチン普及を受けて主要国の石油需要が正常化するとの期待が高まり、ほぼ3週間ぶりの大幅高となった。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物6月限は、前日比1.20ドル(1.9%)高の1バレル=65.69ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント7月限は、1.32ドル高の68.88ドル。

  ニューヨーク金先物相場は反落。政府の支出拡大に伴う景気過熱を防ぐため、金利の小幅な上昇が必要になる可能性があるとのイエレン財務長官の発言が材料視された。ドルの上昇も金相場を圧迫した。

  スポット金はニューヨーク時間午後3時3分現在、前日比0.9%安の1オンス=1777.33ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、0.9%安の1776.00ドルで終了。

原題:Tech Selloff Sweeps Across Stocks; Dollar Climbs: Markets Wrap(抜粋)

Dollar Rallies to 2-Week High on Yellen’s Rate View: Inside G-10(抜粋)

Oil Reaches Seven-Week High With Demand Revival Gaining Traction(抜粋)

Gold Falls After Gains in Dollar, Yellen’s Comments on Rates(抜粋)

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