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資産家ゼル氏、金を購入-「70年代さながら」のインフレをヘッジ

  • ドルだけでなく、紙幣乱発している国・地域の通貨を懸念
  • 現時点では化石燃料は好ましい投資先とはみていない

不動産投資を手がける資産家のサム・ゼル氏は、いたるところでインフレがみられるようになったとして、ヘッジとして金を購入した。同氏はかつて、金を購入する投資家を酷評していたと話す。

  ゼル氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「明らかに自然な反応の一つが金を買うことだ」と発言。「一体なぜ金を保有したいのかと、異論を唱えることに私は投資家人生を費やしてきたため、非常におかしく思う。金は収入を生まず、保管にコストがかかる。しかし、通貨の価値低落を目の当たりにすると、何にしがみつくべきか考えてしまう」と述べた。

  米ドルだけではなく、紙幣を乱発している他国・地域についても懸念しているとゼル氏(79)は話す。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が先週示唆したように、インフレが一過性かどうかについて疑問を呈した。

  「いたるところにみられる」とゼル氏はインフレについて指摘。「材木価格について報道されているが、ビジネス全体でみられる現象だ。サプライチェーンでの明らかなボトルネックが価格を押し上げている。まるで1970年代さながらだ」と述べた。

Key Speakers At The 2017 SALT Conference

サム・ゼル氏

写真家:David Paul Morris / Bloomberg

  金は魅力的な投資先だが、化石燃料への投資機会はそうではないとゼル氏は述べた。同氏は2019年に投資家トム・バラック氏率いるコロニー・キャピタルと、石油とガスに投資する合弁を立ち上げることで合意した。

原題:
Sam Zell Buys Gold With Inflation ‘Reminiscent of the 1970s’(抜粋)

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