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NY連銀総裁「現在のデータや状況、政策変更に到底十分でない」

米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は3日、「現在目にしているデータや状況は、連邦公開市場委員会(FOMC)による金融政策スタンスの変更に到底十分でない」との認識を示した。

  ウィリアムズ総裁はバーチャル形式で開かれたウェブセミナーのために準備した講演テキストで、「経済が正しい方向に向かっていると楽観しているが、景気の力強い十分な回復を達成するにはまだ長い道のりがある」と指摘した。

  同総裁は「今年の国内総生産(GDP)は数十年ぶりの高成長を予想する。特にインフレ調整後、つまり実質GDP伸び率は今年7%前後になると見込まれる」とした上で、「経済の再開に伴う物価の反転と短期的な不均衡が生じれば、来年のインフレ率は2%程度に戻るだろう」と予想した。

  さらに予防接種の進展の鈍化や新型コロナウイルス変異株の出現、他の国・地域の回復の鈍さも見られるとし、「こうした国際情勢が、米国の本格的な回復達成に時間がかかるもう一つの理由だ」と述べた。

原題:
Fed’s Williams: Current Data ‘Not Nearly Enough’ for Policy Move(抜粋)

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