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米ISM製造業景況指数が低下、供給網問題や部材不足で (訂正)

訂正済み

米供給管理協会(ISM)が発表した4月の製造業総合景況指数は、前月から低下した。長期化するサプライチェーン目詰まりの問題や原材料不足で生産が抑制され、受注残が膨らんだ。

キーポイント
  • ISM製造業総合景況指数は60.7
    • 前月の約37年ぶり高水準(64.7)から低下
    • ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値の65を下回る
    • 同指数は50が活動の拡大と縮小の境目を示す
U.S. factory growth tempered as supply shortages linger, boosting backlogs

インサイト

  • 根強いサプライチェーン問題が生産拡大の勢いを抑制したことから、受注残は過去最高となり、原材料価格も高騰。製造業者とそのサプライヤーは、堅調な需要に応えるため在庫を取り崩している
  • ISM製造業調査委員会のティモシー・フィオレ会長:
    • 購買担当者は「新型コロナウイルスの影響で部品・原料の入手が難しく、自社もサプライヤーも膨らむ需要になかなか追いつけないと報告した」
    • 「このところの記録的なリードタイムの長さや、広がる基本部材の不足、商品価格の上昇、製品輸送の難しさが引き続き製造業の全セグメントに影響している」

詳細

  • 全18業種が活動の拡大を報告
    • 拡大が特に目立ったのは電気機器・家電と繊維、家具、機械
  • 3月は生産が62.5と3カ月ぶり低水準。生産能力の抑制が原因で、自動車生産は特に半導体不足に抑えられている
  • 仕入れ価格指数は大幅上昇し、08年7月以来の水準。一方、顧客在庫は過去最低
  • 新規受注は64.3、雇用は55.1にそれぞれ低下
  • 統計表

原題:U.S. Factory Growth Settles Back, Supply Snags Linger (Correct)(抜粋)

(「詳細」の最初の項目で、全業種での活動拡大に関する記述を訂正します)
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