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米個人所得、3月は過去最大の21.1%増-政府の経済対策が寄与

更新日時
  • 個人消費支出は4.2%増、昨年6月以来の大幅な伸び
  • PCE価格指数は2.3%上昇、「ベース効果」が作用

米国の個人所得は3月に急増し、統計でさかのぼれる1946年以降で最大の伸びとなった。追加経済対策に伴う3回目の直接給付が背景にある。またこの直接給付が寄与し、個人消費も大きく増加した。

キーポイント
  • 個人所得は前月比21.1%増
    • ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は20.3%増
    • 前月は7%減(速報値7.1%減)に修正
  • 個人消費支出(PCE)は4.2%増-昨年6月以来の大幅な伸び
    • 市場予想は4.1%増
    • 前月は1%減
U.S. government stimulus sparks huge gain, bolstering consumer spending

米個人所得と個人消費支出の推移(前月比)

出所:米経済分析局

  インフレ調整後の実質PCEは3.6%増。前月は1.2%減少していた。財への支出は7.3%増、サービス支出は1.7%増えた。

  貯蓄率は27.6%と、2月(13.9%)から急上昇。インフレ調整後の可処分所得は23%増と大きく伸びた。

  金融当局が公式にインフレ目標の基準としているPCE総合価格指数は、前年同月比2.3%上昇と2018年以来の大幅な伸び。変動の大きい食品とエネルギーを除くコア価格指数は1.8%上昇し、伸び率は前月の1.4%を上回った。

  比較対象である昨年は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)でインフレ圧力が極めて弱かったため、インフレ指標には一時的にこうした「ベース効果」が作用し、大きな伸び率になりやすい。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:U.S. Personal Incomes Soar by Most on Record on Fiscal Stimulus(抜粋)

(統計の詳細を追加し、更新します)
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