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エクソンモービル、1-3月は2019年以来の黒字-原油高が追い風

  • 探査・掘削部門が好調、化学製品の価格上昇も寄与
  • 高配当を賄えるとの信頼回復につながる見込み、黒字転換を受け

米石油大手エクソンモービルの1-3月(第1四半期)決算は損益が黒字となり、記録的な連続赤字がストップした。原油や天然ガスの価格上昇が寄与した。

  1-3月の損益は1株当たり64セントの黒字。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均は61セントの黒字だった。探査・掘削部門が利益の大半に寄与した。化学製品の価格上昇も著しい追い風となり、2月にテキサス州を襲った寒波で発生した損失を埋める一助となった。

  経済活動再開に伴うエネルギー需要の増加や石油輸出国機構(OPEC)が大幅な供給拡大を見合わせていることを背景に、原油価格が年初来で30%上昇しており、石油メジャー各社は再び利益を上げている。

  エクソンの黒字転換は、同社の配当支払い能力に対する投資家の信頼回復につながりそうだ。エクソンはS&P500種株価指数の構成企業で3番目に高い配当を支払っている。同社は英・オランダ系のロイヤル・ダッチ・シェルや英BPといった欧州の競合と異なり、昨年に配当を削減しなかったが、その分、借り入れは40%増えて約700億ドル(約7兆6500億円)となった。

Borrowing Binge

Reducing debt is a priority for Exxon after borrowings surged in 2020

Source: Company filings

原題:
Exxon Rebounds to First Profit Since 2019 on Crude Surge(抜粋)

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