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Photographer: Nathan Howard/Getty Images North America
cojp

ワクチン接種でもコロナとの闘い続く、米オレゴン州で感染再拡大

  • 州人口の3割は必要回数の接種完了も若者中心に感染者が急増
  • 知事は州内15郡の警戒レベルを最高に引き上げ、医療逼迫の可能性も

米西海岸のオレゴン州で、新型コロナウイルスの感染が再び急拡大している。州人口の一部はワクチン接種を済ませているが、若者を中心に感染者が急増。米国での対応が向こう数カ月は苦戦する可能性を示唆している。

  オレゴン州保健局によると、27日の新規感染者数(可能性例含む)は888人、検査陽性率は6.5%で、新規感染の7日間平均は832人となった。これらの数値は依然として冬期に重なったピークを下回る水準だが、ブラウン知事は州内15郡の警戒レベルを最高に引き上げ、医療体制が逼迫(ひっぱく)する可能性を警告した。これらの郡では30日から飲食店の屋内営業が停止される。

  オレゴン州だけでなく、中西部ミシガン州でも感染拡大があったことやインドが危機的状況に見舞われている現状は、パンデミック(世界的大流行)収束が一筋縄ではいかないことを保健当局に再認識させている。変異株の出現や対策疲れ、ワクチン接種のためらい、そして経済再開への圧力が、コロナとの闘いにおける米国の進展を損ねる恐れがある。

Oregon Surge

Covid-19 cases are spiking in Oregon, as well as Washington state

Source: U.S. Centers for Disease Control and Prevention

Note: Rates are 7-day rolling averages

  オレゴン州では比較的若い世代に感染が広がっており、州保健局によると、29歳以下が感染者全体の37.2%を占めた。70歳以上は比較的落ち着いている。同当局は変異株が感染や入院するケースの急増をもたらしているとみている。

  ブルームバーグのワクチントラッカーによると、オレゴン州の人口の約43%が少なくとも1回接種を受け、30%は必要回数の接種を完了した。全米平均並みの進捗(しんちょく)となっている。

原題:Covid Surge in Oregon Shows U.S. Fight Against Pandemic Not Over(抜粋)

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