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コロナが米製薬大手の業績を直撃-受診・治療減少で主力薬の販売鈍化

  • メルクの「キイトルーダ」用いる新規患者減少、ワクチン接種も減る
  • アムジェンのリウマチ治療薬やブリストルのがん治療薬にも打撃

米主要製薬会社3社の1-3月(第1四半期)業績は、新型コロナウイルスの感染拡大でがんなど他の疾病での受診や治療、検査が減少したことで大きな打撃を受けた。ワクチンや糖尿病治療薬、抗がん剤など全ての製品の販売が鈍化した。

  メルクは「キイトルーダ」によるがん治療を新たに開始する患者が減ったほか、子宮頸(けい)がんを予防するヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンや肺炎球菌ワクチンの接種も減少したと29日の決算発表資料で説明。アムジェンは27日、リウマチと診断され、治療を始める患者が減ったため、リウマチ治療薬「エンブレル」の販売が縮小したと明らかにした。

アムジェン1-3月期、利益と売上高が市場予想下回る-株価下落

  さらにブリストル・マイヤーズスクイブも29日の発表資料で、医療施設で投与されるがん治療薬などの販売が減少したと発表した。

  3社の29日終値はメルクが4.4%安、アムジェンが0.8%安、ブリストルが4.8%安。

原題:
Covid Surge Slashes Drug Sales for Cancer, Arthritis, Diabetes(抜粋)

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