コンテンツにスキップする
Photographer: Christof Stache/AFP/Getty Images
cojp

バンカーが出張する時代は終わりへ、HSBCやノルデア銀が予想

  • HSBCは出張予算半減へ、回数減らし動画技術に依存-CFO
  • 出張が大幅に減ることは間違いない-ノルデア銀CEO

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)発生前は、多くの投資銀行バンカーが急な顧客訪問のためにジェット機を利用するのが習慣だった。しかしロックダウン(都市封鎖)やリモート勤務が1年以上続いた今、日常的に世界を駆け巡るような日々は永遠に終わりを告げたと話す幹部が多い。

  ノルデア銀行のフランク・ヴァン・イェンセン最高経営責任者(CEO)は29日、「出張が大幅に減ることは間違いないだろう」と発言。英スタンダードチャータードのアンディ・ハルフォード最高財務責任者(CFO)はブルームバーグテレビジョンに対し、出張費が大幅削減される見通しを示した。

  HSBCホールディングスのイーウェン・スティーブンソンCFOは今週初め、出張予算を以前より半減する考えを表明。動画技術に依存度を高めるとともに出張に行く回数を減らし、実際に行く場合は期間が長めになると述べた。

  こうした変化は以前なら考えられなかったが、オフィスライフの定番を見直す最新の動きだ。ゴールドマンのデービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)が在宅勤務を「例外的な状況」と呼ぶなどウォール街の一部企業はこうした変化に懐疑的だが、ドイツ銀行やUBSグループなどは柔軟な働き方を通常の状態とすることに前向きな姿勢で、不動産を縮小する銀行も見られる。航空機利用の縮小は大きな経費節約になるだけでなく環境面でも称賛される可能性がある。

関連記事

原題:
HSBC to StanChart Predict Demise of Business Travel for Bankers(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE