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ボルナド、オフィスビルの債務借り換え検討-トランプ氏事業に恩恵か

  • JPモルガンがサンフランシスコのビル向けローンのアレンジを主導
  • トランプ氏持ち分30%、資産の3分の1-ボルナドは過半数権益保有

米不動産投資信託ボルナド・リアルティー・トラストはサンフランシスコとニューヨークのオフィスタワー2棟について、債務借り換えを検討している。実現すれば、ビルを共同所有するトランプ前大統領の事業に数億ドルの資金をもたらす可能性がある。

  スティーブン・ロス氏率いるボルナドは、サンフランシスコで有数の高層ビルである複合施設向けローン12億ドル(約1300億円)の主幹事にJPモルガン・チェースを起用。ブルームバーグが入手したマーケティング資料によると、これにより得る資金はビルの改良に充てられるほか、約6億1700万ドルがオーナーに還元される。

  マンハッタンの1290アベニュー・オブ・アメリカズのオフィスビルについても、同様の取引が進行中だとロス氏が今月に入り明らかにしていた。

San Francisco's Record Tech Demand Reaches Biggest Bank Tower

サンフランシスコの高層ビル

  ボルナドがタワー2棟の過半数権益を持つ一方、トランプ氏の持ち分は30%。ブルームバーグ・ビリオネア指数によれば、これは同氏の資産23億ドルの約3分の1に相当する。

  トランプ・オーガニゼーションが保有する他の不動産で、今後4年間に少なくとも5億9000万ドルの債務が返済期限を迎え、その半分以上をトランプ氏が個人的に保証している。ワシントンのホテルやマイアミ近郊のゴルフリゾートなど同社の不動産の一部は、新型コロナウイルス禍の影響で収入が落ち込んでいる。

原題:
JPMorgan Shows That Debt Markets Are Trump’s Friend Right Now(抜粋)

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