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大和証G:1-3月純利益は4.5倍、配当は過去最高ー自社株買いも

更新日時
  • 株高でリテール部門やM&A収益伸びたホールセール部門などが好調
  • 期末配当は16円増配の1株25円、300億円上限とする自社株買い実施

大和証券グループ本社が28日発表した2021年1-3月期(第4四半期)連結純利益は前年同期比4.5倍の506億円だった。リテールやホールセール部門などが好調に推移した。また、300億円を上限とする自社株買いの実施も発表した。

1-3月期の主な収益(増減は前年同期との比較)
  • 営業収益 : 4.2%増の1674億円
    • 委託手数料        39%増の242億円
    • 引き受け・売り出し手数料 45%増の74億円
    • 募集・売り出し手数料   8.7%増の63億円
    • トレーディング損益    71%の314億円

  リテール部門では、好調な株式市場を背景に日本株取引が増加したほか株式投信などの販売が伸びた。ホールセール部門ではエクイティ収益や債券、為替などの収益が伸びたほか、企業の合併・買収(M&A)収益も増加した。

Views of Nomura and Daiwa Securities Ahead of Earnings Announcement

1−3月の純利益は前年同期比4.5倍に

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  期末配当は半期ベースで過去最高となる1株25円(前年同期は9円)とする。年間配当は同36円(同20円)となり通期ベースでも最高となる。発行済み株式総数の2.95%に相当する300億円を上限とする自社株買いの実施も発表した。

  同日、電話会見した佐藤英二最高財務責任者(CFO)は、M&A事業で相談件数が大幅に増えているとして、「欧米では過去最高水準のパイプラインが積み上がっている」と述べた。

  また、米投資会社アルケゴス・キャピタル・マネジメントとの取引の有無については、個別取引には言及しないとした上で、「プライムブローカレッジなど顧客に多額の与信が発生する事業は行っていない」とコメントした。

  21年3月期通期の純利益は前の期比80%増の1084億円だった。ブルームバーグのアナリスト予想の平均800億円を上回った。

セグメント別の純営業収益(増減は前年同期との比較)
  • リテール部門          20%増の493億円
  • ホールセール部門       35%増の597億円 
  • アセット・マネジメント部門  7.3%増の134億円

 

(記者会見の内容など詳細を追加して記事を更新します)
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