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ガンドラック氏、米インフレが「一過性」のものになるのかは不明

  • 一過性というのは米金融当局の推測-なぜ知っているか分からない
  • 前年比での物価上昇率は最大4%になる可能性も-インタビュー

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ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック最高経営責任者(CEO)は米インフレについて、金融当局のエコノミストらが伝達しようとしているように「一過性」のものになるのかは不明だとの考えを示した。

  ガンドラック氏は27日、BNNブルームバーグとのインタビューで「彼らがなぜそれを一過性だと知っているのか、私にはよく分からない」と発言。「大量の紙幣増刷が続いていて、商品価格がかなり大幅に上昇している局面で、彼らはどうやってそれを分かるのだろうか」と述べた。

ジェフリー・ガンドラック氏

Source: Bloomberg

  新型コロナウイルス流行に起因して低い数字となった2020年との比較を一因に、前年比での伸びは高くなるという米金融当局の見方には一理あるが、当局は自らの無制限な金融政策の影響を過小評価している可能性がある。ガンドラック氏は前年比での物価上昇率は最大4%になる可能性もあると指摘する。

  「インフレがこの先上昇し、一過性にとどまらず数カ月続くことを示唆する指標は多い。米金融当局がそうした見通しをどのように表現しようとするのか見守ることになろうが、彼らは推測している」と同氏は述べた。

  さらに、債券利回りは低水準にとどまっているが、大規模に発行される債券を誰が購入するのか理解し難いとも指摘。「こうした巨額の債券を誰が購入するのだろうか。外国勢は何年にもわたって売っており、過去数四半期に売りを加速させている。国内勢は必ずしも売っているわけではないが、保有を増やしてはいない。こうした供給の全てを吸収するために残っているのは米金融当局自体ということになる」と話した。

  米株価を巡っては、ほぼ全ての重要な指標に照らしてアジアだけでなく欧州などの外国市場よりも大幅に過大評価されているとコメント。「数週間前に欧州の株式を買った。文字通り久しぶりのことで、前回がいつだったか覚えていない。ドルが中長期的に下落するのはほぼ確実と考えたのが大きな理由だ」と説明した。

原題:
Gundlach Says Fed Is Guessing That Inflation Will Be Transitory(抜粋)

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