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リフト株上昇、自動運転部門の売却は「いいとこ取り」とアナリスト

27日の米株式市場で、配車サービスのリフトが一時4.1%高。同社は前日、トヨタ自動車傘下の持ち株会社で自動運転技術や実証都市の開発を手掛けるウーブン・プラネット・ホールディングスに、自動運転部門を売却すると発表した。トゥルイストのアナリスト、ユーセフ・スクワリ氏は今回の売却について、リフトにとっては自動運転を完全に断念せずにEBITDA(利払い・税金・減価償却・償却控除前利益)黒字化を達成する早道になると評価した。

  • 今回の合意は、同業の米ウーバー・テクノロジーズによるオーロラ・イノベーションへの自動運転部門売却と似ているようだ。ウーバーは同部門の一部所有権を保持したが、リフトは複数の自動運転各社との提携関係を維持へ
    • 「これは賢明な戦略だと当社では考える。投資家の注目は2021年下期の黒字化に移っている」
    • 1-3月(第1四半期)決算では緩やかな需要回復が示されると予想
    • 投資判断「買い」、目標株価を66ドルから70ドルに引き上げ
  • ウェドブッシュのアナリスト、ダニエル・アイブス氏は今回の合意について、リフトは技術開発をアウトソースする一方、自動運転技術を展開するために自社ネットワークを活用することで恩恵を受けられるとし、「いいとこ取りのアプローチ」だと評価
    • 投資判断「アウトパフォーム」、目標株価85ドル
  • ジェフリーズのアナリスト、デービッド・ケリー氏は「今回の発表は自動運転分野の統合が進んでいることを新たに示すもので、まだ市場展開の初期的段階にもかかわらず、先駆企業以外の参入機会は限定されていると当社ではみている」と指摘
  • 備考:リフトは5月4日に1-3月決算の発表を予定

原題:
Lyft Gains After Self-Driving Sale Allows ‘Best of Both Worlds’(抜粋)

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