コンテンツにスキップする

UPS、1-3月期は利益・売上高が予想上回る-株価一時12%高

  • 「規模拡大より質向上」を優先、選択的アプローチが奏功
  • 「経済的な不確実性」で利益・売上高の通期見通しは示さず

27日の米国株式市場で米宅配大手ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)が上昇、一時12%超の値上がりとなった。1-3月(第1四半期)決算では利益がアナリスト予想を上回った。新型コロナウイルスワクチンの接種拡大が景気を刺激し、広範囲において売上高が大きく拡大した。

  同社は「規模拡大より質向上」を優先する戦略を進め、全ての需要に応えるべく配送能力を高めるよりも、収益性が低い電子商取引関連の配送を縮小する方向に動いた。

  発表資料によれば、調整後1株当たり利益は2.77ドル。新型コロナ感染の第一波が企業に及び始めた前年同期は、同1.15ドルだった。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均は1.73ドル。売上高は前年同期比27%増の229億ドル(約2兆4860億円)。アナリスト予想は206億ドルだった。

  UPSの株価は一時12.2%高と、昨年7月30日以来の大幅高となった。

  調整後営業利益率は12.9%と、2016年第2四半期以来の高水準。前年同期は6.2%だった。同社は「経済的な不確実性が続いている」として、売上高と利益の通期見通しは示さなかった。6月9日に予定されている投資家会合で詳細を明らかにするという。

UPS:1Q調整後1株利益、市場予想上回る:スナップショット

原題:UPS Surges as Profit Tops Estimates on Strong Sales Gains (2)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE